マックスの製造

Production

03 液体製品生産工程

  1. 01原料荷受け

    続いて液体工場です。液体洗浄料の製造も、石けんと同様にまず荷受けからモノ作りがスタートします。

    POINT高度な秤量管理システムによって原料となる様々な成分をコンピュータで一括管理!

  2. 02原料保管

    原料は、成分の性質に合わせて温度管理しています。
    常温保存の成分もあれば、ここの恒温室で加温して溶かしてから使用する成分もあります。

    POINT成分の性質に合わせて温度を管理

  3. 03秤量

    石鹸と同様に、秤量システムによって知識や経験が無くとも間違いが起こらない運用になっています。

    POINT秤量管理システムの導入後、トラブル発生の大幅な低減を実現

  4. 04ミキシング

    液体の配合釜は、4000kg、2500kgの合計2基が稼働しています。手順は脂肪酸に苛性カリを混ぜて液体石鹸のベースを作り、有効成分などの成分を混ぜ合わせます。ここでは主に、洗顔フォーム、ボディソープ、シャンプーなどを製造しています。

    POINT配合釜は、
    蒸気で殺菌洗浄!

    液体洗浄料で一番重要なことは、菌の混入を防ぐことです。製造の前には、この大きな釜を蒸気で殺菌洗浄しています。

    配合の際に使用する水は、ろ過装置によって精製された純水を使用します。肌につけるものですので、使用する水にもこだわっています。

    POINTお肌に直接触れるので、
    使用する水にこだわっています

  5. 05貯蔵

    こちらには4tタンクが2基、2.5tタンクが2基、合計4基の貯蔵タンクを設定しています。

    3Fでミキシングされた液体は、そのままこの2Fの貯蔵タンクへ落として、次の充填工程まで待機となります。液体洗浄料はミキシングの際に泡立ってしまいますので、泡をぬくためにここで一晩寝かします。菌汚染防止のため、貯蔵タンクは蒸気で洗浄殺菌し、配管や部品はアルコール洗浄を行っています。

  6. 06充填

    こちらでは、ボトル用の充填機とパウチ用の充填機がそれぞれ1基ずつ稼働しています。先ほどの2Fの貯蔵タンクからホースにより、1Fの充填機へ中身液を送る仕組みになっています。

    ボトル充填は、充填する直前に、容器を逆さまにして空気を強く出し入れすることで、ボトル内への異物混入を防ぎます。又、液体製品は漏れ予防も重要なポイントですので、キャッパーでキャップの適切な締め具合を調整します。更に、万が一に備えてセンサーでキャップのゆがみが無いかまで検知します。

    パウチ充填は、充填後にパンク検査機で万が一の漏れチェックを行います。

    充填室へのボトルやパウチの資材搬入は、直前のゾーニングでダンボールから樹脂ケースへ入れ替える区画を設けており、紙粉などの異物の侵入をシャットアウトしています。

    尚、充填機のパーツは、菌汚染防止のため、分解洗浄行います。

    POINT徹底した品質・衛生管理のもと、中身液を充填。

  7. 07ウェイトチェッカー

  8. 08検品〜箱詰め

  9. 09ウェイトチェッカー

  10. 10検査結果判明まで保管

  11. 11入庫

続いては、
入浴料製造ラインをご案内します。

04 粉体製品生産工程を見学する